TOEIC英単語を覚えているのに、600点から伸び悩む理由【体験談】

TOEICの英単語はしっかり覚えているはずなのに、

なぜかスコアは600点から先に進まない。

「単語の数が足りないのかもしれない」と思い、

単語帳を3冊覚え切りました。

それでもスコアは上がらず、

むしろ630点から550点に下がってしまったのです。

「実は覚えていないんじゃないの?」

そう指摘されたこともありますが、

英語アプリの単語テストでは、いつもほぼ満点を取れます。

英単語は覚えている。

意味も言える。

それなのに、TOEICの点数が伸びない。

なぜ、こんなことが起きるのか。

この記事では、

TOEIC600点で伸び悩んでいた僕自身の体験をもとに、

英単語を覚えているのにスコアが伸びなかった理由を整理していきます。

読み終えた頃には、

「自分は何を勘違いしていたのか」と

次にやるべき勉強がはっきり見えるはずです。

なぜ英単語を覚えているのに、TOEIC600点で伸び悩んでしまうのか?

先ほども書いたとおり、僕は英単語には多少自信がありました。

金のフレーズや黒のフレーズを何度も繰り返し、

基礎力が足りないかもしれないと思って

キクタンscore600まで覚えました。

英語アプリでテストをしても、ほとんど満点。

少なくとも

「英単語を知らないから点数が取れない」状態ではなかったと思います。

それなのに、TOEICのスコアは600点から伸び悩む。

このときの僕は、

「英単語を覚えている=英語を使える=TOEICの点数が伸びる」

と、疑いもせず思い込んでいました。

しかし今振り返ると、

その思い込みこそが、伸び悩みの原因だったのだと思います。

ここから先では、

なぜ英単語を覚えてもTOEICのスコアアップにつながらないのか。

僕自身の体験をもとに、一つずつ整理していきます。

TOEIC上級者に相談してわかった、スコアが伸びる人の共通点

僕の職場にいるTOEIC900点の同僚に、率直に

「TOEICが600点から伸びないんだよね」

と相談しました。

すると、意外なことに

「そんなに単語帳って繰り返してないよ」

という答えが返ってきました。

さらに彼は、少し考えながら

「単語って、使いながら覚えていくものじゃない?」

と言いました。

僕とは、まったく違う考え方でした。

気になって、同じように英語が非常に得意な上司にも聞いてみると、

その上司も

「英単語だけをひたすら繰り返すのは、あまりやらないな」

と言います。

そして、こんな質問をされました。

「クロネコさん、英単語って使えてる?」

僕は、その場ですぐに答えられませんでした。

単語テストなら意味は言える。

でも、英文の中で瞬時に意味が取れているか、

自分で使えるかと聞かれると、正直自信がなかったのです。

僕がハマってしまった「英単語=覚えるだけ」でいいという落とし穴

僕は、英単語は「意味を覚えてさえいればいい」と思っていました。

おそらく、その思い込みの前提には、

中学生の頃の勉強経験があったのだと思います。

当時、僕はスパルタ式の塾に通っていて、

教え方はとてもシンプルでした。

「とにかく単語を覚えろ!」

言われた通りに英単語をひたすら覚えると、

英語のテストはいつも高得点。

中学2年のときには英検準2級も取れました。

中学英語では、

英単語を覚えるだけで十分に通用していたのです。

だから自然と、

「英単語を覚えれば英語はできる」

と思い込むようになりました。

しかし、TOEICの英語は、

その延長ではありませんでした。

今振り返ると、

その成功体験こそが、

僕がTOEIC600点から伸び悩んでしまった

大きな原因だったのだと思います。

英単語は「知っている」だけではスコアに直結しない理由

上司から

「英単語って使えてる?」

と聞かれたとき、もう一段踏み込んで聞いてみました。

「使えるって、どういうことですか?」

すると上司は、

「日本語みたいに、英語で考えられることかな」

と答えました。

その言葉を聞いて、ハッとしました。

僕は英単語の意味を知っていても、

問題を解くときは

一度日本語に訳してから考えていたのです。

TOEICは、制限時間の割に問題数が多い試験です。

単語の意味を思い出し、

日本語に変換し、

そこから文の意味を考えていては、

どうしても時間が足りなくなります。

英単語を「知っている」状態と、

英語のまま処理できる状態は、まったく違う。

そのとき初めて、

英単語は覚えているだけでは

TOEICのスコアアップに直結しないのだと

実感しました。

英単語を“使えていない”と気づいた決定的な瞬間

上司から指摘されたあと、

改めてパート7の長文問題を解いてみました。

すると、自分が英語を読むとき、

一文ごとに日本語に訳して考えていることに気がつきました。

たとえば、

“Worries about heavy rain running this year’s FolkOut folk music festival evaporated in the warm sunshine on the weekend.”

という英文も、そのままでは何について書かれているのか掴めません。

頭の中では、

「worriesは心配で、heavy rainは激しい雨。今年のFolkOut音楽祭が雨でダメになる心配の話かな?evaporatedって何だっけ…蒸発する?あ、心配が消えたってことか。」

と、一語ずつ日本語に変換しながら、必死に意味を組み立てていました。

正直、これが普通の英語の読み方だと思っていました。

でも、上司と話したあとで気づいたのは、

英語ができる人は、

こんな読み方をしていないということでした。

英語を英語のまま捉え、

大まかな意味を一瞬で理解している。

それを知ったとき、

「それは時間が足りなくて当たり前だな」

と、腑に落ちました。

僕の課題は、

知っている英単語の数を増やすことではなく、

英語を英語のままで理解することだったのです。

英単語をTOEICで使えるようにするために、今やっている勉強方法

英語を英語のままで理解するために、

僕はそれまでやっていた

「英単語帳を機械的に繰り返して丸暗記する勉強」

をやめました。

代わりに、

・音読をして、英語を英語のまま処理する練習をする

・和訳を覚えるのではなく、イメージで英単語を理解する

という勉強に切り替えました。

これを実践してから、

以前よりも英文を読むスピードが落ちにくくなり、

途中で止まって考え込む場面が

少しずつ減ってきたように感じています。

この音読のやり方や、具体的に何を意識しているのかは、次の記事で詳しく書いていこうと思います。

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